8人制サッカーと11人制の違い
最終更新:2026年5月
日本では2011年より、小学生年代(U-12以下)のサッカーが11人制から8人制に変更されました。 「なぜ8人なの?」と疑問に思う保護者の方も多いですが、この変更には子どもの成長に合った理由があります。
1. 主なルールの比較
| 8人制(U-12) | 11人制(U-13〜) | |
|---|---|---|
| 1チームの人数 | 8人(GK含む) | 11人(GK含む) |
| コートサイズ | 68×50m程度(目安) | 100〜110×64〜68m |
| 試合時間 | 20分ハーフ(年代による) | 45分ハーフ(一般) |
| 選手交代 | 交代した選手の再出場が可能 | 原則、一度交代した選手は再出場不可 |
| ゴールサイズ | 5×2.15m(小型ゴール) | 7.32×2.44m(通常ゴール) |
| 使用ボール | 4号球 | 5号球 |
| オフサイド | あり | あり |
2. なぜ小学生は8人制なの?
ボールに触れる回数が増える
11人制より少ない人数でプレーするため、1人1人がボールに触れる機会が増えます。全員が攻守に関わるため、技術・判断力が自然に鍛えられます。
全員が出場しやすい
交代した選手の再出場が可能なため、「メンバー外」で試合を見るだけという状況が減ります。多くのチームがベンチ全員を出場させる試みができます。
体やコートのサイズが子どもに合っている
コートが小学生の体格に合った広さになっているため、広すぎるピッチを11人で走り回る体力的負荷が軽減されます。ゴールも小型なため、シュートの成功体験を積みやすい。
3. 8人制から11人制への移行(中学入学時)
中学生になると11人制に移行します。主な変化は以下の通りです。
- コートが大幅に広くなる→ 走力・スタミナの重要性が増す
- チームメイトが増える→ ポジション争いが激しくなる
- 再出場ができなくなる→ 交代したら原則試合終了
- 戦術的な役割分担が複雑になる→ ポジションの専門性が上がる
- 体格差が大きくなる→ 技術だけでなくフィジカルも重要に
小学6年生のうちに11人制の試合を経験しておくと移行がスムーズです。