審判のジェスチャー・ルール解説
最終更新:2026年5月
サッカー未経験の保護者にとって、審判のジェスチャーが何を意味するのか分からないことがあります。 ここでは少年サッカー観戦でよく見る主審・副審のシグナルを解説します。
1. 主審(フィールド上の審判)の主なシグナル
ゴールキック
腕を水平に伸ばし、ゴールの方向を指さす。ボールが守備側チームのゴールラインを割ったとき。守備チームのGKがゴールエリアからキックで再開。
コーナーキック
腕を45度に斜め上に上げ、コーナーフラッグの方向を指さす。ボールが守備側チームのゴールラインを割り、守備側が最後に触れたとき。攻撃チームがコーナーからキック。
フリーキック(直接・間接)
腕を水平に伸ばし、攻撃方向を指さす(直接FK)。腕を真上に上げる(間接FK)。 間接FKはゴールに直接入れても得点にならない(GKへの妨害等のファウル時など)。
ペナルティキック(PK)
ペナルティスポット(PKスポット)を指さす。ペナルティエリア内での反則があったとき。GKと1対1でシュートを蹴る。
イエローカード・レッドカード
イエロー:警告。2回受けると退場。悪質なファウル・異議・遅延行為など。
レッド:退場。一発で試合から除外。非常に危険なプレー・著しいスポーツマンシップ違反など。
オフサイド
副審(タッチライン沿いの審判)が旗を挙げ、主審が間接FKのシグナルを出す。パスを出された瞬間に相手ゴールラインに最も近い守備者より前にいた場合が基本的なルール。
2. 副審(タッチライン沿いの審判)の旗のシグナル
| シグナル | 意味 |
|---|---|
| 旗を斜め下に向ける | スローイン(ボールがタッチラインを出た)→ 旗を向けたチームのスローイン |
| 旗を斜め下(コーナー側)に向ける | コーナーキック |
| 旗を斜め下(ゴール側)に向ける | ゴールキック |
| 旗を真上に高く上げる | オフサイドの可能性を主審に知らせる |
| 旗を小さく素早く振る | 選手交代の準備ができたことを知らせる |
3. 観戦時に知っておきたいルール
スローイン
ボールがタッチライン(サイドライン)を完全に越えたら、最後に触れた選手の相手チームがスローインで再開。両手で頭の後ろから投げ、両足は地面に着けたまま。
ハンドリング
意図的に手・腕でボールに触れるとファウル(ハンド)。ただし「意図的かどうか」は審判の判断。肩より下の腕への接触が対象(肩は除く)。
プレーオン(アドバンテージ)
審判が両腕を前方に突き出す動作。ファウルがあっても攻撃側に有利な状況が続いている場合、プレーを止めずに続けさせるシグナル。
4. 少年サッカー観戦のマナー
- 審判への抗議は厳禁:保護者が審判に異議を唱えるのはルール違反であり、子どものサッカーに悪影響を与えます
- 過度なコーチングも控える:「そこ行け!」「蹴れ!」などの指示は子どもの判断力を奪います
- 相手チームへのブーイングはしない:子どもたちのスポーツ精神を大切に