夏の熱中症対策と水分補給ガイド
最終更新:2026年5月
⚠ 子どもは大人より熱中症リスクが高い
子どもは体重あたりの体表面積が大きく、体温調節機能も未発達です。大人が「まだ大丈夫」と感じる状況でも、子どもはすでに限界に近い場合があります。
1. 熱中症の症状と重症度
| 重症度 | 主な症状 | 対応 |
|---|---|---|
| 軽症 | めまい・立ちくらみ・大量の汗・筋肉痛(こむら返り) | 涼しい場所で休憩・水分補給 |
| 中等症 | 頭痛・吐き気・体がだるい・集中力低下 | クーリング+病院受診を検討 |
| 重症 | 意識障害・けいれん・高体温(40℃以上)・呼びかけに反応しない | 即119番・体を冷やしながら待機 |
2. 水分補給の量とタイミング
推奨タイミング
- 練習前:200〜300ml を練習30分前に飲む
- 練習中:15〜20分おきに150〜200ml こまめに補給
- 練習後:体重減少分の水分を補う(目安:体重1kg減 → 1L補給)
飲み物の選び方
- 水だけでなく塩分(ナトリウム)も補給が重要(スポーツドリンクが有効)
- 1時間以上の練習は経口補水液やスポーツドリンクを活用
- 冷たすぎる飲み物は胃腸に負担→ 常温〜冷やしすぎない程度が適切
- 炭酸飲料・ジュースは水分補給には不向き
3. 保護者の準備チェックリスト
4. 緊急時の応急処置
意識がある場合
- 日陰・エアコンのある涼しい場所へ移動
- 衣服を緩め、体を冷やす(首・脇・股関節に保冷剤)
- 意識がはっきりしていれば水分・塩分を補給
- 回復しなければ病院へ
意識がない・呼びかけに反応しない場合 → 即119番
5. 暑い日の練習を中止すべき目安
| 暑さ指数(WBGT) | 判断 |
|---|---|
| 〜25未満 | ほぼ安全(注意は必要) |
| 25〜28未満 | 注意(休憩・水分補給を徹底) |
| 28〜31未満 | 警戒(激しい運動は要注意) |
| 31以上 | 危険(原則、屋外運動中止) |
WBGT(湿球黒球温度)は環境省のサイトや熱中症警戒アラートで確認できます。